ニューポーター

定期入れがボロくなってきたので、ハンズメッセをやっている東急ハンズに行ってきました。
いつも尻ポケットに入れているので、座ったときに圧力がかかったりして、すぐに定期入れがボロくなってしまうのです。

どうせ、すぐに駄目になるのだから、バーゲンで売っている1,000円の物を買う気でいたのですが、結局、4,000円の物を購入しました。
まさに、目玉商品の広告に誘われて、違う物を買ってしまうという、駄目なタイプの消費者の見本のようです。

帰りに、楽器屋に寄ったのですが・・・例によって、ヴィンテージ物はほとんど無くて、あっても高価でした。
そんな中、ふと目についたのが、フェンダーアコースティック・ギターのニューポーターというモデル。
ちょっと、特異な形状なので、独特な雰囲気を醸し出しています。

このモデル、以前、ジャクソン・ブラウンが弾いていたのを思い出しました。
で、興味を持って、試奏させてもらったところ・・・・エレキと同様なネックがデタッチャブルでジョイントされているので、独特な弾き心地・・・ストラトなんかよりもさらに細目なグリップです。
オール・マホガニーのボディは、ギブソンのLG0と似た感じの音を想像していたのですが・・・低音がボコボコしていて、高音はカシャカシャした感じ・・・かなり独特でチープな感じのサウンドです。
ちなみに、ラダー・ブレイシングかと思ったら、しっかりXブレイシングでした。
そんなに良い音とはいえませんけど、このギターにしか出せない音があるので、ジャクソン・ブラウンも使っているのでしょう。

フェンダーのアコギは、ヴィンテージでも未だ価格が高騰していないのですが・・・さらに、期間限定で、値引き価格になっていたので、これも巡り合いかと思い、購入することに決定・・・さらに値引きをしてもらって、カード払いで買ってしまいました。

衝動買いをするなんて、やはり、物欲にとらわれた、駄目な消費者みたいですね。

後で調べたら、そもそもニューポーター自体の製造期間が長くないうえに、モデル・チェンジもあるので、このタイプの物は2~3年間しか製造されていなみたいです。
また、ジャクソン・ブラウンの影響で、近年、限定150本で再生産されたとか・・・もっとも、再生産品はセットネックのようです。

という事で、衝動買いして良かったと、自分を納得させています。

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フェンダー ニューポーター 1969年製