オリンピック選手の帰化

だらだらと過ごしていた夏休み明けを台風が直撃したので、なんとなく疲れてしまいました。
調子が戻るのは、もう数日かかりそうです。

オリンピックも閉会して、いよいよ次は東京オリンピックですね。
最終日に行われたマラソンで、カンボジア代表の猫ひろしさんが完走140人(出走155人)中139位だったそうです。

オリンピックは参加する事に意義があるとか言いますけど、帰化してまで出場するというのも、凄いですね。
そのため、カンボジア人のランナーが一人出れなくなったのでは?なんて心配しましたが・・・カンボジアの名を世界に知らしめたと、感謝されているそうです。

これも、猫ひろしさんの愛される人柄もあるのではないでしょうか?
また、シューズなどをカンボジアへ寄付する活動をしていて、若いランナーの育成にも役立っているみたいです。

シューズもまともに買えなくて、練習ではボロボロになった物を履いているなんて国も世界にあることを考えると、恵まれた環境の国がメダルを多くとるのは当たり前のように思います。

そういえば、ドイルの卓球の選手が中国から帰化した人だったように、今後はメダルを取るために、帰化するケースも多くなるような気がします。
もちろん、お金のある国は、道具や施設、そしてコーチなども最高を揃えているのですが・・・今後は、選手自身も最高の人を帰化させて揃えるようになるのではないでしょうか?

そういった意味では、同じ帰化でも、猫ひろしさんのように参加する事に意義がある、というような考え方や、現地の若手選手を育てるような取り組みは、注目しても良いと思います。

どちらにしても、単純にオリンピック選手は国の代表というような考え方は、今後は、変わってくるのではないでしょうか?
4年後の、東京オリンピックでは、日本選手団帰化した外国人ばかりだったりして・・・