昨日は、天王寺公園に行った事をかきました。
なんでも、大阪市美術館の開館80周年記念という事で、なかなか素晴らしいものでした。
中には、以前見た事もあるような、画家の代表作も幾つかありました。
印象派から絵画がどのように進化してきたのか、というのが判りやすいのですけど・・・残念ながら、戦後の新しいものはありません。
実は、展示を順番に見ていって、未だ先があると思っていたら、いきないり出口になっていて、がっかりしました。
どうやら、このことは、デトロイト市の公共美術館だという事に関係があるようです。
ご存知のように、デトロイトといえば、自動車産業等で有名で・・・その裕福な財政を元に、海外の絵画を購入していたのですけど・・・自動車産業が斜陽になると、税収などが減って、新しい絵画を購入できなくなってしまったみたいです。
本当に、素晴らしい作品が揃っていましたが・・・個人的に、興味深かったのは、モネの「グラジオラス」という、庭と佇む女性を描いた作品です。
少し前に開催された「モネ展」で、最終的には抽象画にまで近づいた、モネの絵画の変遷を知って、関心を持っていたのですが・・・この作品を見て思ったのは、J・トレンツ・リャドみたいだ、という事。
改めて、モネの凄さを感じました。
「デトロイト美術館展」 図録、チラシ、作品リスト、チケット
「グラジオラス」 モネ