そのアンプを、他のアンプが置いてある部屋に保管しに行ったときに、VOXの小型アンプが2台あったのを見つけました。
以前、VOXのアンプの話をした時には、イギリス製のAC-15TBとアメリカ製のCambridge Rverb、そしてそのリイシューのCambridge30RTを紹介しただけで、たぶん、未だ紹介していないかったと思うのですが・・AD15VTとVBM1という、低価格の小型アンプがありました。
入手した当時は、結構、鳴らしたのですけど・・・その後、ほとんど使わなくなって保管してありました。
色々なアンプのシミュレートもあって、エフェクターも幾つも組み込んであるので、最初は面白がってあれこれ音を出してみたのですけど・・・確かに、音は似ているんですけど今一つ・・・玩具っぽくて、実際に使える音ではありませんでした。
価格を考えれば、当然と言えば当然ですけど、これでまともな音が出たら、本物のアンプを買う人はいないですね。
むしろ、遊びで使うと割り切れば、コストパフォーマンスの高いアンプと言えるでしょう。
もうひとつのVBM1は、クイーンのブライアン・メイ監修のアンプです。
で、そのハンドメイドのアンプを再現したのが、このVBM1というアンプで、販売当時は、あのクイーンのギター・オーケストレーションの音がすると話題になりました。
AD15VTと違い、いかにもそれらしい本格的な音がします。
他のアンプでは出しにくい音なので、存在価値はあるのですが・・・他の音を出そうとすると今一つなので、やはり使う機会が無くなってしまいました。
VOXはコルグになって、そのエレクトロニクスの技術を活かしたコストパフォーマンスの高いアンプが色々と出ているのですけど・・・やはり、音的には古い物には及ばない気がします。
VOX AD15VT
VOX VBM1 Braian May Special