イリュージョン

昨日は、プレイヤー誌に載っていたジェフ・バクスターのインタヴューについて書きました。
拳銃の所持について、誰が人々を警察から守ってくれるのか?と言っていたのですが・・・アメリカは、警官による暴行死などが起きる社会である事を改めて認識して、警察が信じられる日本は恵まれている事を痛感しました。

ご存知のようにプレイヤー誌といえば音楽雑誌なのに、社会的問題に気づかされたのです。

で、ふと思い出したのが、リチャード・バッグの「イリュージョン」という小説のなかで、救世主入門書という本が出てきて、「これは魔法の本なのか」という主人公の問いに対して、救世主が「いや、こんなに仰々しい入門書でなくてもそれはできるんだ<中略>ギターの教則本が、自殺に関する答えを出してくれる。」と答えるのです。

そういえば、全然違った物のなかに答えを見つけるという事があります。
それが、散々答えを探して調べたものなんかより、むしろ的を射た答えだったりします。

あれは、一体なんなんでしょうかね?
意外と、全く違った事柄でも、世の中の出来事って、同じような法則で動いているような気がします。

リチャード・バックといえば「かもめのジョナサン」の作者で有名ですけど、個人的にはこちらの「イリュージョン」の方が好きです。

両方の本も、道徳的でちょっと説教臭い感じがする童話といった感じなのですが・・・
かもめのジョナサン」って、努力は必ず報われるっていう感じで、いかにもアメリカ人が好きな物語なのに対して、「イリュージョン」は、世間一般的な価値観にとらわれず、自分の好きなように生きるべきだ、と言っているような気がします。

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「イリュージョン 退屈している救世主の冒険」 リチャード・バック著 村上春樹訳 集英社
PLAYBOY BOOKSの一種だったのですね。ちょっと意外。