マーチン D-18

昨日は、マーチンの000-18と0-16NYを紹介しました。
マーチンのマホガニー製といえば、ドレッドノートのD-18についても書かないといけませんね。

昨日も書きましたが、どちらかというとギブソン派なので、そんなに高価な物ではありませんが、一応、ヴィンテージの範疇に入る1965年製のD-18も持っています。

サウンド的には、さすがにマーチンと思わせるのですが・・・同様なサイズでマホガニー製だと、以前紹介したギブソンのサザナージャンボ(1951年製)とかガリアン(1980年頃)の方を弾くことが多いです。
昨日、紹介した000-18や0-16NYはつま弾くのにすごく良いのですが・・・D-18は、いろいろな用途で使える反面、ちょっと個性が無くて物足りないような気がします。

実は、1971年製のD-18も所有していた時期がありました。
それは、1971年製なのに、指板やブリッジにハカランダが使われている珍しいものでした。
1965年製を手に入れたので、手放したのですが・・・
指板の材質なんか気にしない大手チェーンの楽器店で安く購入したのを、よく行くアコースティック・ギター専門店で売ったので、購入した値段より高い査定でした。

同じ機種なので基本的には似た音なのですが・・・1971年製のD-18は高音が強い繊細なサウンドだったのに対して、現在持っている1965年製のD-18は中音が豊かで音量があるような感じがします。

ハカランダの指板とブリッジは共通なので、このサウンドの違いは、Tバーロッド、スモール・ブリッジパッド、クルーソン・ペグあたりの影響だと思います。
(べっ甲柄のピックガードやバインディングは目立つのですが、サウンドにそんなに影響は無いでしょう)
もっとも、1965年製の方は弾きこまれた感じが漂っていますので、以前の持ち主の弾き方によって、サウンドが変わったのかもしれません。

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マーチン D-18 1965年製