昨日は、アーサー・C。クラークの「2001年宇宙の旅」について書きました。
このSF小説が発刊されて、映画が公開されたのは1968年になります。
残念ながら、映画は見に行っていません、後にTVで放映されたのを見ました。
でも、続編の「2010年」が1984年に公開された時は見に行きました。
j先日、ジャック・フィニイの小説が25年経って続編が書かれたと述べましたが、こちらも13年後になります。
なお、この後も1987年に「2061年宇宙の旅」、1997年の「3001年終局への旅」と続きます。
2061年と3001年は未だ訪れていませんが、2010年は既に過去となっていて、やはり当時の予想に現在の科学技術は追いついていません。
しかし、ここにきて、木製の衛星エウロパに生命がいそうだという話で盛り上がっているので、その点では予想は当たる可能性があります。
前作では、ディスカバリー号のメインコンピュータであるHALは、乗組員に反乱を起こしてボーマン船長に停止させられてしまうのですが・・・
そして、HALはレオーノフ号を助けた後に、ボーマン船長同様にスターチャイルドになります。
昨日も書きましたが、HALの名前はIBMにちなんでいます。
でも、今では、アップルの売り上げの方がIBMを上回っているそうです。
創業者のハーマン・ホレリスは列車の車掌が乗車券に穴をあける事から思いついたそうですが、パンチカード自体は自動ピアノとか自動織機等で既に使われていました。
今では、パンチカードも無くなってしまいましたが・・・
キーパンチャーなんて、当時は花形の職業だったのに、すぐに磁気テープやフロッピィ・ディスクが主流となって、なくなってしまいましたね。
余談ですが、さん孔テープなんて物もあって、会社に入った頃には、未だ使っているマシンがありました。
そして、さん孔テープの穴を目で読んで、穴を開けたり塞いだりして、あるいは切り張りして、プログラムを修正する事ができる、凄い先輩がいました。
さん孔テープもすぐに無くなってしまったけど、あの先輩はどうしているのだろうか?
意外と技術の進歩は速いようで、これ以上速かったら職業とか生活がついていけないかもしれません。