アンドリュー・ワイエス展

今日は、暖かくて、天気が良かったので、美術館にでも行こうと思い立ちました。
ネットで調べたら、美術愛住館というところで開館1周年記念「アンドリュー・ワイエス」展を開催しているのを知って、見に行ってきました。

実は、美術愛住館という名前を知らなくて・・・なんでも、少し前に亡くなった堺屋太一氏の住居だったところだそうです。
場所を調べたら、四谷三丁目の駅のすぐそば・・・普段、よく歩いているのに、その存在を全然知りませんでした。
駅から、新宿方向に歩いて、2つ目の角を曲がってすぐに建物があり・・・今まで気づかなかったのが不思議なくらいです。
元住居という事なので、、展示スペースは小さく・・・1階と2階で40点ほとの作品があり・・・入場料も500円と安かったです。

ちなみにワイエスは好きな画家で、これまでも何度か展覧会に行った事があります。
今回の展覧会は、展示スペースが少なかったのですが・・・オルソン・ハウスに関連した作品に絞った展示で結構良かったです。
そういえば、オルソン・ハウスの模型も展示してありました。

展示してある作品も習作が多く、傑作「クリスティーナの世界」の習作も6作ありました。
そういえば、習作以外も何故か水彩が多かったです・・・ワイエスというと、テンペラというイメージが強かったのですが・・・水彩も趣があって良いですね。

そういえば、初めて「クリスティーナの世界」を見たときは、もっと若い女性を描いたものという印象を受けた記憶があります。
今回、習作の説明を読んだたら・・・窓から見た当時50代だったクリスティーナの様子にインスピレーションを受けたそうですが・・身体はワイエスの妻ベッツィにポーズをとって貰って描いたそうで・・・完成作の他の部分も、違う人などを元に描いた習作を合成して完成させたそうで・・・なるほどと思いました。

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アンドリュー・ワイエス」展 チケット、作品リスト、解説