質屋が減っているのは

昨日は、学生の仕送りが減少しているので、バイトを掛け持ちしたり、碌なものを食べないため、学力の低下の原因となっているそうです。
お金がないため、ほとんどスマホでを済ますので、今年の新入社員はパソコンや電話が使えない人が多いなんて話もあるとか。

そういえば、新元号「令和」発表の号外に2,000円の値が付いたり、ピエール瀧容疑者の逮捕で電気グルーヴのCDセットに15万円の値が付くといった事が話題になるように・・・最近の若者は物に執着しないと言われているのに、改めて物を所有する事に注目が集まっているみたいです。
ひょっとしたら、若者が物に執着しなくなったのも、自由に使えるお金が少なくなった影響で・・・心の深層では、お金があれば所有したいけど諦めるようになってしまったのかもしれません。

余談ですが・・・街中から質屋が消えているという話がありました。
なんでも、1958年に2万軒以上あったのが現在は3,000軒にまで減っているそうです。
お金を借りるのが手軽になった事もあるのですが・・・それ以上に、リサイクルショップやメルカリ等のネット・サービスが増えたためだそうです。

ちなみに、最近の若者は、物に執着しないので・・・メルカリ等で買った物を一旦使って、また売るというという事を繰り返しているそうです。
この点、質屋というのは、質に入れたものを後日お金が出来た時に受け戻す事が前提となっており、いわば物に執着する人を対象とするサービスだったため、時代についていけなくなってしまったみたいです。

物に執着しなくなったという事は、愛用品とか物に愛着を感じたりすることも無いのだろうし・・・なんか寂しい気がしますね。
私なんか、物には魂が宿っていると思っているし・・・貧乏性なせいか、大切な物は所有していないと不安になってしまいます。