ペダルスチール

昨日は、日本認知症予防学会が唯一認知症予防になるとお墨付けを与えたのが楽器演奏だという事を書きました。
ギター好きの私としては、とても嬉しい話で・・・これからも、続けて行こうと思っています。

そういえば、先日、スチール・ギターを紹介しましたが・・・最近、スチール・ギターを始めたのですけど、もっとうまくなるよう頑張らなければいけませんね。

ところで、この前のブログでは、もともとスチール・ギターは6弦でしたが・・・スライドバーだと押さえられるコードには制約があるので、8弦や10弦のような物も作られるようになり・・・さらには、ダブルネックやトリプルネックも作られるようになった、という事を書きました。

さらに、スチール・ギターを進化させたものとして、ペダルスチールがあります。
つまり、ペダルを踏む事により、一部の弦のチューニングを半音もしくは一音上げる事ができるようになっており、これによって、本来のオープン・チューニングとは異なったチューニングのコードが弾けるようになるのです。

おまけに、ペダルを踏む時の音の変化がチョーキングやアームなんかと違い独特な感じがするのです。
ちなみに、ギターでこの効果を出そうとして、クラレンス・ホワイトやジーン・パーソンズなんかが開発したのが、ストリングベンダーでした。

このペダル・スチールも、当初は8弦だったのですが・・・やがて10弦とか12弦になり、またダブルネックやトリプルネックも作られるようになりました。
もちろん、それにつれてペダルの数も増えて、やがてペダルでは足りなくなり、膝で操作する二―・バーも装備されるようになります。
こうなると、全ての機能を使って演奏するのには、熟練の技が必要になり・・・さらに、楽器自体の大きさや重さも増えるので、簡単に手が出せなくなってしまいました。

という訳で・・・私が購入したのは、古い8弦タイプなのですが・・・これでも、演奏が難しいし、大きくて重いです。
もっとも、音は通常のスチール・ギターと違っていて、非常に素晴らしいです。

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フェンダー 400 1961年製