まさか、
現代社会で、このような狂気の集団が一国の政権を取るなんていう事があるかと思うと・・・恐怖を感じてしまいます。
そういえば、昨日の
NHKのファミリー・ヒストリーは
デヴィ夫人の家族の歴史でした。
その中で、夫だった
スカルノ元大統領の政権が、
スハルト将軍による軍事クーデターで倒された時の模様も述べられて・・・改めて、私がのほほんと生きて来た時代のアジアって、危ない状況だった事を再認識しました。
番組の冒頭で、タレントの
出川哲朗さんが、
デヴィ夫人はミスキャストだ、夫人の祖先には、夫人の生涯以上に凄い歴史がある訳がない・・・と、言っていましたが・・・結局、その予想通り、番組の後半は
デヴィ夫人の生涯を紹介する内容となっていました。
もちろん、家族の歴史もそれなりに興味深く、それが
デヴィ夫人の積極性やバイタリ
ティーに影響を与えていたのが良く理解できました。
ちなみに、幼いころから評判だった、その美貌も・・・母親譲りだった事が判りましたが・・・それは、美人薄幸を感じさせられるエピソードでした。
そういえば、クーデターの時、他の夫人が大人しくしていたのに・・・第三夫人だった
デヴィ夫人が
スハルト将軍と直接話をしたそうです。
そのため、現在の
インドネシアでも、
デヴィ夫人は尊敬されているようで・・・なんか、バラエ
ティー番組での扱われ方を見ていると・・・もったいない気がします。