雨と地震

今日は、会社を出たら雨が降っていて・・・最寄りの駅で降りたら、土砂降りになっていました。
強く降っていたので、結構濡れたし・・・一部、排水が間に合わず水が溜まっていたところで、靴の中がビショビショになってしまいました。

周囲には、傘を持っていない人が濡れながら走る姿もみかけたのですが・・・家に着いて、しばらくしたら小降りになっていたので・・・駅で雨宿りをしていた方が良かったですね。
それにしても、最近は、普通の雨の予報でも、実際は、ゲリラ豪雨的な感じが増えているような気がします。

そういえば、昨日のNHKスペシャルは「緊急報告 北海道激震」というタイトルで北海道を襲った震度7地震について取り上げていましたが・・・地震の前に台風などで雨が多かった事が被害を大きくしたそうです。

なんでも、厚真町の土砂崩れの現場の地層は、火山灰の降り積もった地層で、下層は古い火山灰が粘土状になったハロサイトいう層で、上層の火山灰との間に水が溜まり、滑りやすくなったところに・・・小刻みで激しい揺れが長時間続いたため、地滑りがおきたそうです。

で、このハロサイトの地層は、全国に広く分布していて・・・関東ローム層にも含まれているとか・・・つまり、今日みたいに雨が降った後に地震が起きたら、関東地方も危ないということです。
そういえば、ハケ国分寺崖線)の下に湧水が多いのは、下に粘土層があるからと聞いた事があります。
心配になって調べたら・・・国分寺崖線の下の粘土層は昔の海のもので平らに広がっているみたいなので、土砂崩れは、あまり心配しなくて良さそうです。

また、液状化が起きる場所も、昔、川だったところとか田圃だったところを埋め立てた場合・・・土の間の空間に水が溜まっいたのが、地震の揺れにより、地表に水、地下に土と分離するからだそうです。
我が家の周囲は、昔は田圃が多かったので・・・こちらも心配になってハザードマップを調べてみたら・・・我が家は危険度が高い地域と低い地域の境界線でした。

う~む、微妙・・・最近、あちらこちらで、災害が頻発しているから、とりあえず、備えておいた方が良さそうな感じですね。
という訳で、北海道の出来事は、他人ごとではないみたいです。