1970年代のSGスペシャル

早くも梅雨明けだとか?今日も暑かったですね・・・・昨夜、ついサッカーを視ていて、寝不足気味です。
日本の戦い方には、批判もあるようですが・・・結果として、主力選手を休ませる事もできたので、戦略的には悪くなかったのではないでしょうか?

さて、ヴィンテージ・ギターが高騰しており、ストラトレスポールのような人気のギターは1970年代の物でも、結構な高値で取り引きされています。
個人的には、この年代の物も嫌いではないのですけど・・・客観的にみた場合、ギターの性能に対してこの価格は高すぎると思います。

反面、意外と人気が無いのが1970年代のSGです。
そもそも、この時代のSGって、モデル・チェンジが激しくて、どれがオリジナルか?よく判らない事が多いですね。
でも、1960年代の物に比べて、そんなに遜色が無いようなモデルもあるのです。

そんな中、今日、紹介するのは1970年代中頃に作られたSGスペシャルです。
SGスペシャルというと、P90ピックアップを2基搭載し、スタッド・ブリッジ、ポジション・マークはドットというイメージが強いですが・・・これは、ミニ・ハムバッカー2基で、ABR-1タイプのチューン・O・マチック・ブリッジ、ポジション・マークはスモール・ブロック・インレイと、グレード・アップされています。

昔、ギター・コレクションを始めたばかりの頃、大手楽器店で、このタイプのSGでラージ・ハムバッカーに改造されたギターをSGスタンダードだと言われて売りつけられたことがあります。
騙されたのか?あるいは、改造した部分の木工加工が上手く処理されていたので・・・楽器店も、間違えたのかもしれません。
実は、当時のSGスタンダードもスモール・ブロック・ポジションで、初期の物はネック・バインディングが無かったので・・・かなり似ているのです。

購入後、ピックアップを取り外した時に、なんとなく違和感を感じて・・・良く調べてみたらヘッド・ストックにクラウン・インレイが無かったので、気づいたのです。
そんな、苦い思い出があるのですが・・・SGにミニ・ハムバッカーという組み合わせは、結構、良いので・・・あらためて購入してしまいました。
SGって、薄くて小さいマホガニー・ボディなので、意外と高音も低音もでないため、中音が強いラージ・ハムバッカーより、P90とかミニ・ハムバッカーの方がマッチすると思っています。

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ギブソン SGスペシャル 1975年製