赤と白

今日は、会社を休んで母を大学病院へ連れて行きました。
ここのところ、パジェット病の手術で全身麻酔に耐えられるか色々と検査をしていますが・・・心臓超音波検査は平日しかやっていないのです。

他にも、以前、母が正常圧水頭症脳梗塞の治療でお世話になった、脳神経外科へも行き・・・手術しても問題が無いか、確認をする必要もありました。
そうしたら、脳梗塞が再発しないように服用している薬が、血液をサラサラにするもので・・・手術をするときには、服用をやめる必要があると言われました。
もちろん、服用をやめれば、その間に脳梗塞を再発する可能性があるわけで・・・可能性は低いとしても、そのリスクをどう判断するかは、乳腺外科の医者さん次第だそうです。

この脳死刑外科へは、正常圧水頭症の治療で何年も通ったため、ちょっと懐かしかったです。
結局、脳梗塞を発症したので・・・治療は、途中で止まってしまいましたが・・・・以降、正常圧水頭症の症状は、ほとんど悪化していません・・・もちろん、良くもなっていませんけど・・・ここいらへんは、体内に埋め込んだシャントが有効に働いているからでしょうか?

そういえば、朝丘雪路さんが亡くなりましたね。
アルツハイマー認知症と言われていますが・・・夫の津川雅彦さんの話によると・・・発症してから4~5年程度だったそうです。
介護する側にしてみれば、アルツハイマー型だと、どんどん悪化していくのを見守らなければならないのが辛そうですね。
同じ認知症でも、正常圧水頭症だと・・・場合によっては、治ってしまう事もあり・・・母の様に進行が遅く出来るのが特徴です。

ちなみに、朝丘雪路さんといえば、父親が日本画の大家である伊東深水画伯ですが・・・我が家には、伊東深水作の版画が一枚あります。
1969年に堀田時計店が創立90周年を記念して伊東深水画伯に依頼して作成した「赤と白」という作品なのですが・・・この作品のモデルは朝丘雪路さんだと言われています。
日本画らしからぬ、モダンな雰囲気が、いかにも朝丘雪路さんっぽいですね。

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「赤と白」 伊東深水