天国に近づいたのか?

昨日は、義兄が膵臓癌で急に亡くなった時の話を書きました。
世の中、何があるか判らないから、もっと有意義に過ごさなければいけないですね。

こんな事を書くのも、母が特別養護老人ホームに入って、毎日の介護から解放されたせいか、最近、だらけた生活を送っていたので、新年にあたって少し反省したからです。
昨年は、いろいろあったし・・・正月休みは、自分を見つめなおす良い機会でした。

ところで、昔の人は、もっと大人びたしっかりした考えを持っていたように思うのですが・・・それは、現代の様に、情報の洪水にさらされていなかったので、じっくり、自分の事をみつめなおす事が出来たからだと思います。
それに、昔は現代よりも何が起こるか判らない時代だったので、人生を有意義に生きようとしたのだと思います。

そういえば、以前も書いたのですが、私はこの世が天国だと思っています。
それは、私が恵まれた暮らしをしているせいかもしれませんが・・・
よく言われるような天国のイメージ・・・一年中温暖な気候で花が咲き乱れ、不老不死の世界なんて、ちっとも良いと思いません。
四季折々の変化があり、暑い夏があったり、寒い冬がある方が、よほど自然の有難味が感じられて良いと思うのです。
同様に、人生は山あり谷ありだから、喜んだり泣いたりして面白いのです。
そして、寿命があるから、人生を有意義に生きようと思って、頑張るのです。
だから、よく言われるような天国のイメージのような世界だったら、とても味気ないのではないでしょうか?

そう考えると、現代は以前より、よく言われるような天国に近づいているのかも・・・寿命が延びて、何が起こるかか判らないような事が少なくなり・・・その分、味気なくなっているのかもしれませんね。