情報の洪水の影響

昨日は、アレルギーは免疫細胞の暴走によるもので、腸内細菌の異常により暴走を抑えるTレグが上手く作られない事が原因らしいという事を書きました。
禅寺の修行僧に、アレルギー症状の改善がみられるのは、精進料理で食物繊維を多くとるためと考えられるそうです。

個人的には、禅寺の修行僧という事から、単に精進料理だけでなく、精神修養の影響もあるのでは?なんて思ってしまいます。
つまり、ストレスが胃腸の調子を悪くするのなら、心の平穏は腸の働きを良くするのではないでしょうか?
花粉症などのアレルギーの人が増えているのは、確かに日本人の食生活が変わったせいかもしれません。
しかし、肉料理が多い欧米の人はどうなんでしょうか?アレルギーの人は田舎の人よりも都市生活者に多いような気がします。

そういえば、先日、テレビで教師による生徒へのセクハラについて話をしていました。
最近、問題となっているようで、ガイドラインもできたそうです。
例えば、指導室などで二人きりにならないとか、家庭訪問するときは管理者の許可を得るとか・・・
昔は、先生と言えば立派な人間だったのに、考えられない状況ですね。

まあ、先生も人間ですから・・・とはいえ、未来のために子供を指導しようなんて崇高な志は無くなってしまったのでしょうか?
先生に限らず、最近は幼児的な思考の大人が増えているような気がします。
私も他人の事はいえないのですが・・・昔の大人はもっと、しっかりした思考を持っていたような気がします。

おそらく、現代は色々な情報が入ってくるので、それに対処するのに精一杯・・・ゆっくり自分を見つめなおすなんて事ができないため、人間的に成長できないのではないでしょうか?
禅寺に入るまでしなくても良いですが・・・もう少し情報の洪水を遮断し、ストレスから解放されて、精神的に余裕があるような暮らしを送りたいと思います。