睡眠8時間

ここのところ、暖かくなってきたせいか、昼間に眠気に襲われる事があります。
そんなとき、1日の睡眠時間は8時間必要だという記事を読みました。

この8時間という数字については、諸説あって、そんなに必要でないという人もいます。

その記事によると、1938年に太陽の光が遮られた洞窟で32日間過ごした実験で、1晩あたり8時間から8時間半の睡眠をとっていたそうです。

現代社会では、そんなに寝ていられなくなって、もっと睡眠時間が短くなっているのでは?と思って調べたら、2000年の調査で日本人の平均睡眠時間は7時間23分だそうで・・・思ったほど短くなっていませんね。

ちなみに、睡眠時間は、年齢によって差があり・・・それ以上に、個人差があるようです。
睡眠時間が長いのは、10~15歳と70歳以上で、逆に、短いのは30代、40代だそうです。
やはり、働き盛りは、寝ていられないみたいですね。

私の場合というと、以前、母を在宅介護をしていた時は睡眠時間4時間未満でした。
これは、寝ていられないという状態だったのですが・・・母が入院して以降、もっと寝ていられるのに・・・身に着いた習慣でしょうか?4時間半位で目が覚めてしまいます。

ちなみに、目覚まし時計なんてものは、20代以降は使った事がありません。
旅行に行く等で、早く起きなければならない時には、一応、目覚ましをセットするのですが・・・何故か、鳴る前に目が覚めてしまいます。

睡眠時間には個人差もあり、睡眠が3時間ぐらいでも平気な人もいるよれば、9時間寝ても足りないという人もいるようです。
睡眠は、長さではなく、どれだけ熟睡するのかという質の問題だという説もあり・・・それによると、3時間睡眠の人も、9時間睡眠の人も、ノンレム睡眠の時間は同じだそうです。

これに対して、今回読んだ記事によれば・・・2003年に行われたペンシルバニア大学の実験で、短い睡眠時間で平気な人でも、8時間寝たときに比べると、睡眠時間が短くなるにつれて認知能力が低下しているそうです。
しかし、この能力の低下について、本人は気づかないというので、ちょっと怖いですね。

そもそも、原始的な部族などは8時間睡眠をしているように・・・本来、個体差はほぼ無く、人間と言う動物は8時間睡眠をするようにできているみたいで・・・短い睡眠でも大丈夫と言うのは、個々が後天的に獲得した性質みたいです。

そんなわけで、自分の能力を100%発揮するなら、8時間睡眠をしなければならないのですが・・・自然と目が覚めてしまうのですよね。