家族だって

昨日は、脳梗塞で入院した母の病状について、主治医の先生に確認した事を書きました。
退院後にどのような施設に入れるかについて、私と病院の担当者と病状の認識が異なっているように感じたのです。

主治医の先生は、老人保健施設に入れないほど悪くない、と言ってくださったのです。
しかし、入所期間内に在宅で介護できるまで回復するのは難しいので、あまりお勧めはできないとのことでした。

そして、できれば老人保健施設に入れたいという私の希望について・・・老人保健施設に入れないほど病状が悪いからと言って、遠くの療養病院を紹介した担当者の方を弁護する意味もあったのでしょうが・・・「どうしても、家族は、病状を良く考えてしがちですけど・・・私たちには責任があるから、最悪の事態も考慮して、病状を悪く考えがちなのです。」と、おっしゃったのです。

この言葉に、ちょっぴりカチンときたのです・・・なんか家族は無責任で、安易に希望を述べているみたいな感じがして。
もちろん、主治医の先生は、そんな気は無かったのかもしれません。

で、思わず言ってしまったのです。
母の具合が悪くなって、直ぐに救急車を呼んだので、運び込まれた時には、未だ左の手足は動いていました。
外科の若い先生が、撮影したCTスキャン画像を年末の物と比べ、ほとんど変わってないから、水頭症は悪くなっていない・・・・一旦、連れて帰って、明日、もう一度来て、脳神経外科の先生に診てもらってください。と、言ったのです。
でも、明らかにいつもと違うし、身体に力が入らないから、連れて帰るのは無理です。と、主張して、やっと救急病棟にベッドを用意してもらったのです。
この様に、病院の方が病状を良く考えて、家族の方が悪く考える事もあるし・・・家族の判断の方が正しいという事もあります。・・・って

主治医の先生は、その経緯を知らなかったようで、驚いてしまい、直ぐに対応が取れなかった事について
申し訳なさそうに言ってくれたのですが・・・
母が発症したのが祝日の夜で、運が悪かったと思っているから、別に、非難しているのでは無いのです。
単に、家族だって、真剣に病状を考えて、どうしたら一番良いか悩んでいるのですって事を知ってもらいたかったのです。
もちろん、主治医の先生には感謝していますので、申し訳なく思わせて、スイマセンでした。