中目黒

昨日のブラタモリは「目黒は江戸のリゾート!?」という内容でした。
なんでも、目黒は江戸の市中ではなかったのですが、目黒不動があったので、大勢の参拝客が訪れるため、奉行所の管轄範囲だったそうです。

行人坂あたりからは目黒川越しに富士山が眺められる事もあり、当時は大名の別荘が並んでいたそうで・・・その名残が、目黒雅叙園で、昔は三田用水を利用した人工の滝があったそうです。

実は、母の実家は恵比寿と代官山の中間位にあって、かつては伯母が二人、中目黒に住んでいました。
その関係で、子供の頃は、正月なんかに中目黒に遊びに行っていました。

昨日の番組は、中目黒駅前から始まったので、思わず興味を持ってしまいました。
余談ですが、JRの目黒駅は、目黒区ではなくて品川区にあります。

目黒に住んで30年というタモリさんが話していましたが・・・現在は、目黒雅叙園あたりより上流にあたる、中目黒近辺の目黒川が桜の名所という事で、ちょっとしたリゾートになっています。
しかし、子供の頃、桜の名所だったという記憶はありません。
もっとも、単に、その頃に訪れていなかっただけかもしれませんkど・・・

そして、中目黒より代官山方向へ坂を登った高台あたりが、大名屋敷に替わって、高級住宅になっています。
美空ひばりの「ひばり御殿」なんかも、ここにありますね。
そういえば、かつての東京府議会議長の邸宅である、旧朝倉家住宅もあるので、かなり前から、ここいらへんも高級住宅地だったようです。

個人的には、西郷隆盛の弟の西郷従道の別荘があった、西郷山公園から眺める景色が好きです。
天気によっては、富士山が見える事もあります。
調べてみたら・・・この西郷山公園も、元々は豊後竹田城主・中川氏の抱え屋敷だったみたいで・・・つまり、江戸時代も、リゾートの端くれだったみたいですね。

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目黒川の桜