横山大観記念館

先日、私の作品が展示されているので、上野の森美術館の「日本の自然を描く展」を見に行ったことを書きました。
展示期間が13日(火)から17日(土)の14時までの展示だったのですが・・・生憎、土曜日の午前中は母を病院に連れて行かなければならないので・・・平日に休みを取って、見に行ったのです。

そのとき、上野まで行ったので、ついでに不忍池の対岸にある横山大観記念館を見に行こうと思いたって、わざわざ歩いていったのですが…なんと休館日でした。
あとで調べてみたら、月、火、水の3日間はお休みだとか・・・もっとも、その曜日でも祝日にあたると、開館するそうです。

で、昨日、あらためて行ってみました。
今度は、千代田線の湯島から行ったので、近かったです。

横山大観の旧宅ということで、不忍池に面したビルの間に日本家屋があって、ちょっと場違いな感じです。
塀の中には、日本庭園もあるの邸宅なのですが・・・巨匠の割には、そんなに大きくない家でした。
近くにある、財閥の旧岩崎邸なんかとは、大違いですね。

もっとも、不忍池の向こうには、弁天様や五重塔が望めるし・・・・芸大へもそんなに遠くないという感じで、立地条件は良いです。

展示スペースがそんなに多くなく・・・所蔵品の割に、少ししか展示されていません。
もっとも、美術館のガラスケースの向こうではなく、日本間に飾られているのは、なかなか新鮮で、良い雰囲気です。
ちなみに、今回、展示してあったなかでは、大観ではなくて菱田集草の「秋の夜美人」という作品が良かったです。

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展示案内と「記念館いろは」というチラシ
「記念館いろは」の表紙が菱田春草の「秋の夜美人」

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横山大観記念館所蔵品目録」

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、「大観の画論」 横山大観記念館編
売店で500円で売っていたので、思わず買ってしまいました。