終戦の日

今週は夏休みをとって、普段横着して溜まった家事等を行おうと思っていたのですが・・・以前から描こうと思っていた絵に着手しただけで、あとは、だらだらと過ごしてしまいました。
なんか台風が近づいているみたいなので、今日のうちに家事とかをやっておけば良かったと、ちょっぴり後悔しています。

朝、起きてテレビを点けたら、丁度、錦織圭が銅メダルを獲得していて・・・その後も、TVでは、オリンピックやSMAPの解散の話題ばかり・・・
食料品などの買い物から帰ってきて、昼飯の支度をしていたときに、初めて、今日が「終戦の日」だった事を思い出して、正午に黙祷をするのに間に合いました。

オリンピックやSMAPなんかで大騒ぎしている日本は平和だなぁ~、なんて、つい皮肉っぽく思ってしまったのですが・・・
テレビを見ていて、中国や韓国の人がSMAPの解散を悲しむコメントを述べているのを見たら・・・彼らにとっては、今日は日本の侵略から解放された日なのに、という事に気づいて、SMAPのようなエンターテイメントやオリンピックは、世界の平和に貢献しているんだな、と考え直しました。

よく、「終戦の日」といいますけど、それは美化した言い方で、「敗戦の日」というように、現実を直視するような言い方にするべきだと言いますが・・・考えてみると「終戦も」「敗戦」も日本という国を主体とした狭い考え方ですね。

これは、京都の人が、この前の戦争と言ったら、「応仁の乱」の事だった、なっていうのと同じで・・・・世界的にみれば、第二次世界大戦以降も、あちらこちらで戦争が起こって多くの人が亡くなっていますし・・・現在でも、あちらこちらで紛争が続いています。

第二次世界大戦で犠牲になった日本人を思って黙祷するだけでなく・・・もっと世界的な視野で、色々な戦争で犠牲になった方について、哀悼の念を持たなければいけないと思います。