incaseのギターケース

ここ数日、ヴィンテージ・ギターのハード・ケースを紹介してきました。
ヴィンテージ・ギターのサウンドには、ハード・ケースによる保存環境による影響も無視できないと思います。

今日は、ハード・ケースではなくて、ソフト・ケースについて書きます。

昔のソフト・ケースというと、安いアコギ等を入れておく、チェック柄の布で出来たものがありましたが・・・重いエレキギターを持ち運ぶには、強度的に足りないものでした。
その後、私が若いころに、エレキギター向けに、茶色の合成皮革(ビニール?)で出来たショルダーバッグが登場し・・・重たいハード・ケースで運ぶ労苦から解放されました。
今でも、たまに見かけますが・・・ちょっとぐらいの雨に濡れても大丈夫なところも画期的で・・・この茶色い合成皮革のショルダー・ケースには、本当にお世話になったものです。

その後、防水機能のある黒い布製の物に変わり、中にクッションも入り、ちょっとした衝撃にも耐えられるように進化し・・・見た目も、スタイリッシュなものが多くなりました。

10年以上前になりますが・・・ヴィンテージのセミアコを購入したときに、お店の人に、もう少し値引きができないか?と頼んだところ・・・値引きはできなませんでしたが、高級ソフト・ケースをオマケにつけてくれた事があります。
なんでも、高価なヴィンテージ・ギターを入れても良いように、仕入れたのだそうですけど・・・高価すぎて売れ残っていたとか・・・

後で知ったのですが・・・それが、高級ソフトケースというかセミハード・ケースともいえる、まったく新しいジャンルを作り出した、incaseのギター・ケースだったのです。
incaseはアップル製品用のケースでも有名となり、ギター・ケースの製造期間は短かったために、マニアの間では幻のケースと言われているみたいです。

オマケで貰ったときは、デカくてかさばるので売れ残るのは無理もないなと、あまり嬉しくなかったのですけど・・・今となっては、新品でセミアコも入るサイズのケースなので、かなり貴重なのではないか?と、思っています。
結果的に、僅かな値引きよりも、ずっと良かったです・・・あの時の店員さん、有難う。
そういえば、家に持ち帰ったら、中から、キャップ、デイバッグ、レインカバーなど、色々出てきたので、驚いた記憶があります。
当時としては、本当に斬新なケースだったですね

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incaseのギターケース
セミアコが入るサイズで、ノートパソコンなども入れられるように厚みもかなりあるります

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中には、キャップ、デイバッグ、レインカバーなども入っています