フェンダーのケース

昨日は、オールド・レスポール等で有名なギブソンのブラウン・ケースについて書きました。
新しいギターを入れておくと、何故か音がヴィンテージ・ギターっぽくなるような気がするので・・・・高価で取引されているのも、すこし納得します。

では、フェンダーのギターケースはどうなんだろうか?と、思うのですが・・・残念ながら、ブラウン・ケースに匹敵するツィード・ケースは所有していません。
もちろん、それよりも古いフォーム・フィット・ケースも持っていません。

元ラリーカルトンの所有機だった1955年製のストラトキャスターは、時代的にはツィード・ケースだったはずなのですが・・・クルシダースやラリー・カールトンの名前が入ったブラック・トーレックスの物に交換されていました。
もちろん、オリジナルではありませんがこのケース自体は貴重な物になります。

一番古い物は、1961年製のエクスワイヤーが入っていた、ブラウン・トーレックス・ケースになりますが・・・個人的な印象では、1970年代のブラック・トーレックスまでは、ギターに与える影響はそんなに変わらない気がします。
もちろん、古い物の方が、ギターに与える影響は良いみたいですけど、差が少ないみたいです。
それが、その後に登場する、モールド・ケースやツィード・ケースの復刻版なんかに入れると、ギターの音は大きく変わってしまうような気がします。

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ブラウン・トーレックスのケース

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ブラック・トーレックスに変わった1960年代中頃のもの

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その後フェンダーのロゴが付いたブラック・トーレックス

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フェンダー・ロゴの下のラインが省略された1970年代のブラック・トーレックス