菓子折り?

ニュースによると、TPP署名式までは続投すると思われていた、甘利経済再生担当大臣が自ら辞任する事になったそうです。
まあ、かなり証拠があるようなので、今後は捜査も入るのではないでしょうか?場合によっては、議員辞職もあると思います。

政治資金として適正に処理するように秘書に指示したそうですけど・・・
URとのトラブルを訴えられて、菓子折りと一緒に現金を渡されたくせに、通常の政治献金だと認識するんでしょうかね?

すでに問題の秘書は辞めてしまったそうですし・・・どうも、記憶が無くて調査のために1週間かかったのではなくて、本人的には辞任はすでに決まっていて、後処理をしていたではないでしょうか?

あっというまに後任の石原伸晃氏が決まったところを見ると、官邸サイドでも辞任を知っていたような気がします。
ちなみに、皇居での大臣認証式は、天皇陛下がフィリピンを訪れているので、皇太子が代理で行ったようです。

それにしても、現在では、発覚すれば致命的なのに、相変わらずの政治とカネの問題で、あきれてしまいます。
報道ステーションでは、菓子折りなんて大昔の政治家と変わっていない、と言っていましたが・・・大昔の政治家は、もっと堂々としていて、大志を抱いて頑張っていたようなイメージがあります。
(だからと言って賄賂が許されるというわけではありませんが・・・)

どうも、最近の政治とカネの問題をみていると・・・コソコソしていて、セコい感じがするのはなぜでしょうか?
あたかも、時代劇で、越後屋がお代官様に賄賂を渡すシーンとか、中国の役人が賄賂を要求するのとかを連想してしまいます。