龍子記念館

今日は、東京で初雪という事で、これまでの暖冬とは打って変わって寒かったですね。
昨日は、まだ穏やかな気候だったので、正月の運動不足解消をかねて、散歩がてらに龍子記念館に行ってきました。

龍子記念館へ行くのには、京浜東北線大森駅からバスで行く方法もありますが・・・私は、都営浅草線西馬込駅から、住宅地の中を歩くルートを選びました。

丁度、散歩に良い距離なのですが・・・途中で道に迷ってしまいました。
ちょっとした思い込みで、事前によく確認しなかったのが原因です。
自分ながら、ダメな性格だなぁ・・・と、思います。
おかげで、龍子公園にある旧宅の公開時間に5分ぐらい遅れてしまい、残念ながら観ることができませんでした。

もっとも、龍子記念館の方の展示は、客が私一人だったので、じっくり見ることができました。
ちなみに、現在は、名作展「筆線のモダニズム -龍子作品の先進性をめぐってー」という展示をやっていました。

川端龍子って、日本画の大家くせに、新しい表現方法を取り入れていて、結構、興味深い画家です。
有名な、奥州平泉の藤原氏のミイラを描いた絵も良かったですが・・・さらに、興味深かったのは、日蝕を描いた絵です。
ビルの階段や屋根とアンテナなど、およそ日本画で描かれないものを組み合わせていて、本当に幅広い画風だったのが判ります。

入場料が200円と格安だったし・・・また機会があったら、訪れて、そのときは、龍子公園の旧宅やアトリエも見てみたいと思いました。

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大田区立龍子記念館

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閉じられていた龍子公園の入り口
ちなみに、10:00、11:00、14:00に公開されます

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パンフレットや展示目録など

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「夢」 川端龍子 1951年

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「日々日蝕」 川端龍子 1958年