受験

来週の土日にセンター試験が行われるそうです。
受験生の方は、あと一週間ということで、追い込みで大変だと思います。

以前も書きましたが、私はろくに勉強をしなくて、2浪しています。
なんとかなるだろう、と甘く考えていたのです。

最初の受験の時、試験問題を読んで、この手の問題には、必ず設定の注意書きがあるはずだと思って、問題文を何回も読んだのですが・・・見つけられなかったので、考えられる解を全部割り出して、時間が足りなくなってしまいました。
解答している最中も、こんな面倒な出題の仕方は無いだろうと思って、注意書きを探したのですが・・・やはり、注意書きはありませんでした。

ところが、後で、試験問題を見たら、すぐ目につくところに注意書きがあったのです。
恐らく、焦っていて目に入らなかったのだと思うのですが、その時は、まるでキツネにつままれたような感じがしました。

その結果、補欠で合格したのですが・・・補欠は、入学金が通常の合格者より高かったのです。
なんか、その大学とは相性が合わないような感じがして、浪人する事を選びました。
母は、浪人する事を許してくれましたが・・・高校3年の時に、父が亡くなっていたのに、なんて馬鹿だったのでしょう。

その時は、合格する実力が自分にあるのだと思っていて・・・浪人している間は、ギターに夢中になって、大して勉強しなかったのです。
当然、世の中そんなに甘くなくて、翌年は、何校も受けたのに、すべて落ちました。

・・・で、さすがに、母に2浪するとは言えず、専門学校に入学したのですが・・・行ってみたら専門学校は今ひとつだったので、翌年、大学の夜間部を受験して入学したのです。
そして、1年間、昼間は専門学校、夜は大学の夜間部に通い、専門学校を卒業しました。
その後、転部試験を受けて、大学の昼間部に移り、大学も無事に卒業したのです。
今となっては、色々と経験できたのは良かったと思いますが・・・母には、本当に迷惑をかけたと反省しています。

受験生の方は、私のようにならないように、反面教師(しくじり先生)として、真剣に、そして落ち着いて試験に臨んで欲しいと思います。

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国会議事堂の売店で売っている「落ちないしおり」
選挙の立候補者や受験生向けのお土産のようです