どうも、最近も似た感じで、世界では強い指導者を求めているような気がしています。
さらに、番組によると、当時、ヨーロッパで戦争していても、ドイツが優勢なので、アメリカの企業はドイツのために取引を続けて利益をあげていたとか・・・
デュポン社は、兵器ビジネスに携わり、スタンダード石油はドイツ軍のために合成ガソリンを供給し、IBMのパンチカード・システムはユダヤ人の効率的な管理のために使われたそうです。
ここいらへんも、今でも利益優先の企業の体質は変わっていない気がします。
そして、当時の反ナチ運動家のマルティン・ニーメラーの言葉が印象に残りました。
ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき 私は声を上げなかった 私は共産主義者ではなかったから
ナチスがユダヤ人を連行して行ったとき 私は声をあげなかった 私はユダヤ人ではなかったから
そしてナチスが私を攻撃したとき 私のために声を上げる者は誰一人残っていなかった
ナチスがユダヤ人を連行して行ったとき 私は声をあげなかった 私はユダヤ人ではなかったから
そしてナチスが私を攻撃したとき 私のために声を上げる者は誰一人残っていなかった
やっぱり、イスラム国は他人事ではなく、シリア難民とかを無視してはいけないと思います。
番組を視ていて思ったのは、ヒトラーは急ぎすぎたのではないか?という事でした。
これだけの支持を集めていて、第一次世界大戦後のドイツの復興を成し遂げた実績を考えると、もっとじっくりと野望を遂げようとしたら、世界の人々は目先の利益に惑わされて、これほどまとまった大きな反発を招くことは無かったように思います。
そうしたら、世界は一体、どうなっていたのでしょうか?
ヒットラーが自殺の前に秘書に言った言葉は
「ナチズムは壊滅した もう終わりだ その思想は私と共に消滅する だが100年後には新たなる思想が生まれるだろう 宗教の様に新たなるナチズムが誕生するだろう」
だそうです。
今年は、戦後70年、あと30年後はどうなっているのでしょうか?