昨日、NHKで「自衛隊はどうかわるか」という特集をやっていました。
来年3月に安全保障関連法が施行されると、集団的自衛権により、PKOにおける外国軍隊の後方支援も可能となります。
それに向けて、現在、自衛隊では、実戦的な訓練が行われるようになっているそうで、番組では、仲間の隊員が撃たれた時の訓練の様子が映されていました。
そこで思い出したのが、昔、誰かの随筆に書かれていた事で、
そこで、「住民の避難はどうするのですか?」と質問したところ・・・「住民は、自主避難したものとして作戦を立てています」と回答されたそうです。
そんなわけで、仲間の隊員が撃たれた時ではなく、民間人が撃たれた時の訓練をやっているのか?ちょっと気になりました。
そういえば、現場の隊員には、戦闘に参加するつもりで入隊したのではない人も少なからずいると思われます。
番組では、多くの死傷者を出したドイツの例を取り上げていていました。
2002年に、テロリストとの戦闘行為に加わらない決議でアフガニスタンへPKO派遣したそうですが・・・
後方で、物資の輸送や治安維持を行っていたのに、突然襲われて戦闘に巻き込まれ、どこが前線か判らなったとか・・・しかし、一国の判断で撤退する事が難しい状況だったそうです。
新たに自衛隊に入隊する人も減るでしょうし、こんな状況になって、現場の隊員は、かなり不安に思っているのではないでしょうか?