ギター・アンプ

これまで、書くことがない時には、所有しているギターの紹介をしてきたのですが・・・主なところは、あらかた紹介してしまったような気がします。
まだ、何本か紹介していないギターもあるような気もしますが、それは思い出したら紹介しようと思います。

で、今日は、ギター・アンプの話をしようと思います。

私は、ギターのコレクターなので、ギターにお金をかけてしまいますので、ギター・アンプには、そんなお金をかけていません。
これが、プロのミュージシャンなら、ギターよりもギター・アンプ等の機材の方にお金をかけるのでしょうけど・・・

そんなわけで、高価なギター・アンプは所有していないのですけど、それなりにギターを鳴らすために購入しているうちに、いつのまにか何台ものアンプが集まってきてしまいました。

私が最初にエレキギターを鳴らしたのは、あの時代の多くの少年と同様に、ラジオでした。
ちゃんとしたギター・アンプを購入したのは、マイクロ・ジャグボックスというハイブリッドのアンプで、日本ハモンド社のベストセラー機で・・・同じ物を持っている人が沢山いましたね。

値段の割になかなか良いアンプでしたが・・・ディストーションサウンドが今一つのように感じたので、スピーカーをセレッションに交換して使っていました。
このアンプは、結構長い間使っていたのですが、その後、友人に引き取られていきました。

ギター・アンプには、真空管トランジスタ、そして両者を組み合わせたハイブリッドがあるのですが・・・私は、特に偏見はなく、真空管でもトランジスタでもハイブリットでも、音が良ければいいと思っています。

よく、トランジスタは良くないとかいう人がいますが・・しっかり音を作りこんであるトランジスタ・アンプは良いです。
特に、70年代の外国製のトランジスタ・アンプの中には、真空管顔負けの音がして、驚かされることがあります。
真空管だと、手を抜いて作っていても、真空管特有の味があって、そこそこ良い音がするのですが・・トランジスタだと、手を抜いて作ったものは、味が全然なくて冷たい感じになって駄目なのだと思っています。

また、ハイブリットは、プリアンプがトランジスタパワーアンプ真空管というタイプと、プリアンプが真空管パワーアンプトランジスタというタイプの2タイプがありますが、個人的には前者の方が好きです。

普通に考えると、プリアンプの真空管で歪みを作って、パワーアンプはリニアな特性で電力を食わないトランジスで増幅した方が良さそうなのですが・・・
最終的に人間の耳に入るのはパワーアンプの音なので、トランジスタの冷たい感じになってしまうようです。
真空管の音をリニアに増幅しようとすると、そのリニアさが味わいを無くしているような気がします。