テレキャスターとしては、イレギュラーな存在ですが・・・1961年製の物は、エスクワイヤーにフロント・ピックアップを増設したものなので、単なるテレキャスターという名前のギターは、その1967年製の1本しか持っていません。
フロントにギブソン社から引き抜いたセス・ラバー設計のハムバッカー・ピックアップを採用した、1972年のモデルチェンジ以降のものです。
ピックアップ以外にも、フロントとリアのボリュームとトーンのコントローラーが分かれたのも特徴です。
ハムバッカーとシングルコイルでは、出力の大きさやインピーダンスが異なるので、別々のコントローラーを設けるのが正しい方法だと思います。
また、モデル・チェンジ以前から引き継いだアルダー・ボディは、1975年頃にアッシュ・ボディへ切り替わっています。
このため、アルダー・ボディのウォルナット・フィニッシュは、ちょっぴり珍しいです。
(サンバースト、ブラック、ナチュラルのフィニッシュが多いです)