マーチン J40

昨日は、ちゃんとしたプロのカメラマンの方に、私のギターの写真を撮ってもらいました。
それも、我が家の車にはあまりギターの本数が積めないので、スタジオまで送り迎えつきです。

担当者の方もギター好きのようで、車の中で話が盛り上がってしまいました。

彼が持っているギターはマーチンのM38という、ちょっと珍しいギターだそうです。
なんでも、今まで持っている人に出会ったことがないそうで・・・
仕事柄、楽器屋さんとかの付き合いもあるそうなのですが、売ったという経験もないと言われたそうです。

マーチンンのMというサイズは、0000(クワッド・オー)サイズと言われていて、000(トリプル・オー)サイズより一回り大きいのが特徴です。
そのため、000サイズとDサイズの中間的存在で、000より音が大きく、低音が強いDサイズよりバランスの良いサウンドがするようです。

・・・で、私もMサイズのギターは持っていませんが、J(ジャンボ)サイズのJ40というギターは持っていると言ったら、嬉しそうでした。

ちなみに、Jサイズは、Mサイズのボディ厚をDサイズと同じにしたものです。
Dサイズよりも大きいボディ・サイズになるので、音も大きいのですが、ボディ形状からサウンド・バランスも良いのが特徴となっています。

そして、このJサイズもちょっと珍しいギターです。
どうも、マーチン・ファンは、伝統的なDサイズとか000サイズの音が好きなようで・・・
MサイズとかJサイズのように、汎用性の高いサウンドのギターは敬遠しがちですけど・・・
先入観なしに轢いてみれば、凄く良いギターだと判るのに・・・と、意気投合しちゃいました。

イメージ 1
J40 1990年製 カスタムオーダー品

イメージ 2
J40 1990年製 カスタムオーダー品のバック

私のJ40はカスタムオーダー品で、サイド&バックがハカランダでスノウ・フレイクスのポジションマークが特徴です。
1987年のギター・オブ・ザ・マンスのJ40MBLEは17本しか作られなかったため、おそらく入手できなかった人が、同じ仕様をオーダーしたものと思われます。
基本は40系の鈴鳴りサウンドでありながら、さらにバランスの良さ、パワフルさも感じられます。