昨日は、ガンジーが孫に語ったヒトデのたとえ話を書きました。
マハトマ・ガンジーって呼ばれますが、マハトマって偉大なる魂という意味だとか・・・本当に、偉大な人だと思います。
これは、ノルウェー政府が当時インドを植民地支配していたイギリスの事を配慮したためだと言われています。
小学校高学年の頃、伝記を読む授業があって、先生から渡されたのはガンジーの伝記本でした。
はっきり言って、良く判らなかったです。
平和な世の中に生きている子供にとって、非暴力・不服従という事は当たり前のように感じたからです。
なんか、抗議するときに断食ばかりしていて変な人だなぁ・・・というのが正直な感想でした。
なんで先生がガンジーの本を選んでくれたのかは、今でも判りません。
もう少し年をとって、世界中に差別があるという現実を知った時、ガンジーの偉大さに気がつきました。
ガンジーの著書を読むと、これも時代のせいか倫理観というよりは宗教的な影響も大きかったようで、ちょっと現在の私には理解しがたい部分もあるのは事実です。
でも、その宗教色を差し引いても、その信念と行動は、本当に凄いと思います。
確か「潮の行進」のシーンだったと思いますが、阻止しようとするイギリスの警官が行進の先頭のインド人を殴って倒すと、次の人が前に出て、また警官が殴って倒すというのが続くシーンがありますが、非暴力・不服従を実践することの大変さに感動した記憶があります。
ちなみに、この映画では30万人のエキストラを動員したとそうで、ガンジーの葬儀のシーンでの群衆の凄さに驚かされますが・・・
どうもインドの人々が自発的に参加したそうで、今でもガンジーが慕われているのが良く判ります。