ジェフベック

ここのところヤードバーズについて書いています。

ヤードバーズは、エリック・クラプトンジェフ・ベックジミー・ペイジというギタリストを輩出したので、とても興味があります。

この当時、イギリスは色々なバンドを輩出しましたが・・
ヤードバーズは、ブルースやフォークからハード・ロックサイケデリック・ロックまで、色々な音楽のバリエーションがあるのが特徴です。
そのなかでも、ジェフ・ベックが在籍した当時のサウンドが一番ヤードバーズらしいと思います。

ジェフ・ベックといえば、私が始めて見たコンサートはジェフ・ベックがベーシストのスタンリー・クラークと一緒に演ったものです、
当時のジェフ・ベックフュージョンの影響を受けた音楽をやっていました。

で、公演を見た印象は、スタンリー・クラークのテクニックが凄すぎてぶっ飛びました。
ジェフ・ベックに期待して見に行ったのですが、完全に食われていました。
仲間と一緒に見にいったのですが、ベース弾きの友達は、影響を受けてチョッパー・スタイルを取り入れ、ベースもフェンダーからミュージックマンへ替えました。(さすがにアレンビックは高価で買えなかったらしい)

といっても、ジェフ・ベックが良くなかったわけではなかったのですが、やはり元々がフュージョンではないので、分が悪かったかもしれません。
あとは、ドラムスのサイモン・フィリップスはそこそこ良かったのでしたけど、キーボードのアンソニー・ハイマスはいまひとつでした。

この少し前に、ジェフ・ベックマハヴィシュヌ・オーケストラ出身のキーボディストのヤン・ハマーと共演して、「ワイヤード」という素晴らしいアルバムを作っていたので、それと比べるとキーボードの演奏がいまひとつなのはいなめませんでした。
アンソニー・ハイマスさんって、調べたのですがほとんど情報がなく、ワイヤードの曲を演奏するために急遽参加させたキーボディストなのではないでしょうか。
他のメンバーが強力すぎたので、ちょっと可哀想だったかも。

それでも、全体として演奏自体はとても良かったし、始めて見たコンサートなので凄く感激しました。
あのバンドでレコードを残してくれなかったのが、とても残念です。

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「ワイヤード」 ジェフ・ベック CBSソニー