ここのところヤードバーズについて書いています。
この当時、イギリスは色々なバンドを輩出しましたが・・
で、公演を見た印象は、スタンリー・クラークのテクニックが凄すぎてぶっ飛びました。
ジェフ・ベックに期待して見に行ったのですが、完全に食われていました。
あとは、ドラムスのサイモン・フィリップスはそこそこ良かったのでしたけど、キーボードのアンソニー・ハイマスはいまひとつでした。
この少し前に、ジェフ・ベックはマハヴィシュヌ・オーケストラ出身のキーボディストのヤン・ハマーと共演して、「ワイヤード」という素晴らしいアルバムを作っていたので、それと比べるとキーボードの演奏がいまひとつなのはいなめませんでした。
アンソニー・ハイマスさんって、調べたのですがほとんど情報がなく、ワイヤードの曲を演奏するために急遽参加させたキーボディストなのではないでしょうか。
他のメンバーが強力すぎたので、ちょっと可哀想だったかも。
それでも、全体として演奏自体はとても良かったし、始めて見たコンサートなので凄く感激しました。
あのバンドでレコードを残してくれなかったのが、とても残念です。