今日は、違った事を書こうと思ったのですが、ちょっと気になったので・・・
詳しいことは判らないのですが、菅官房長官の会見を見て違和感を感じました。
どうも、上から目線というか、ジャーナリストの方を一人前として見ていないのではないか?という気がしました。
そんなわけで、邦人の安全確保も政府の役割とか言っていますが、政府に迷惑をかけられたら困るというのが本音じゃないか?と思ってしまいました。
戦場ジャーナリストという仕事は、命がけで現地の状況を伝えてくれる立派な仕事だと思っています。
もちろん、シリアに行けとは言えないし、命を大事にしてもらいたいのですが・・・
政府としては、行かないで欲しいと頼むまでにとどめて、それでも行ってしまったら、何かあった時のために手を尽くすというのが本来の対応のような気もします。
もちろん、行ってしまってからの安全確保は大変なのは判りますが・・・
でも、湯川さんが拉致されてから、いつまでたっても政府の対応が進まないから、やむを得ず後藤さんが情報を求めて現地に行ったのだと思っているのですが・・・
どうも、日本政府は、人質解放とか現地の邦人の安全確保という点で、いまひとつのような気がします。
外国では、このような点について、日本人には「お上」という観念があるからと言われていますが、
あくまでも、政府は国民のためにあるので、国民が政府のためにあるのではないはずです。