ここのところ法律関係の事を書いてきたので、今日は憲法について書こうと思います。
憲法っていうと、色々と意見が分かれますので、予め断っておきますが・・
そんなに詳しくないので、私が勝手に思っていることです。あまり、気にしないでください。
私は、憲法改正派です。
でも、9条はこのままで良いと思っています。
ポルポト派のように、何をするか判らないような集団が、国の政権をとることもあるのです。
日本周辺では、北朝鮮が危険だとおもわれますが、未だ理性的な交渉ができる相手だと思っています。
そして、憲法前文の、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」ですが、
昔はイデオロギーが重要でしたので、諸国が助けてくれることを期待できましたが、現在は国の利益の方が重要なので、利益がなければ見殺しになる可能性があると思っています。
(国連決議で、非難ぐらいはしてくれでしょうけど)
だから、現状で国民を守るためには、自衛隊の存在はやむをえないと思っています。
でも、平和国家という理念は捨てないでいてもらいたいのです。
もちろん、世界中で戦争が無くなり軍隊や武器が無くなるのが理想です。
・・・で、私が改正した方が良いと思っているのは憲法1条なのです。
意外と知らない人が多いのですが、1条は天皇について条文です。
「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」
実は、このうちの国民主権については明確に規定した条文がありません。
(憲法前文では触れています)
そこで、1条の「主権の存する日本国民の総意」という文言を持って、国民主権と解釈しているのです。
世界的に見ても、このように君主について重く扱っている憲法はありません。
でも、現在では、天皇の影響力は低下していますし、下手したらタレントの方が社会への影響力があるかもしれません。