沖縄復帰50年で思うこと

ここ数週間、丸の内の部署のサポートに行っています。

これまでリモートワークが長かったので、毎日の通勤が辛いです。

 

先日、丸ビルのそばを歩いていたら、沖縄復帰50年のイベントをやっていて、具志堅さんが登場していました。

出社するため、NHKの朝ドラは週末にまとめて見るので、後日、主人公の兄(ニーニー)のボクシングジムの会長役で、具志堅さんが出ていたのを見て驚きました。

具志堅さんといえば、復帰前に本土で沖縄出身者が差別されていた時にチャンピオンとなり、沖縄出身者のイメージ向上に貢献したと言われています。

 

個人的には、歌手の南沙織さんの登場も、健康的な小麦色の肌で少しエキゾチックな美人という印象で、沖縄出身者のイメージ向上に貢献したように思います。

後に沖縄に行った時も、少しエキゾチックな美人が多かった印象があります。(もっと南方のポリネシア系な顔立ちの女性もいましたけど)

よくハーフには可愛い人が多いと言われますが・・・人間は社会的に集団を作るため部外者を排除したがりますけど、生物学的には混血が進まないと種族が弱くなってしまうため、混血で生まれた子供は生き延びるように可愛くなると言われています。

沖縄は地理的に、様々な国と交流し、混血が進んだのでしょう。

 

ちなみに、巷では、朝ドラのニーニーの性格についてアレコレ言われていますが・・・アレは極端ですが、相対的に日本列島の北の出身者は雪に閉じ込められるせいか、慎重で辛抱強くコツコツと取り組む人が多く、南の出身者は楽天的で衝動的な人が多いようなイメージがあります。

 

そういえば、NHK特集で「OKINAWA ジャーニー・オブ・ソウル」という番組で、沖縄音楽の歴史を取り上げていましたが・・・個人的には喜納昌吉&チャンプルーズが登場しなかったのが残念した。

「ハイサイ・オジサン」や「花」などをヒットさせて沖縄音楽を世界的に知らしめ、ライ・クーダーにも影響を与えたのに、何故取り上げられなかったのか不思議です。

後に喜納昌吉さんが国会議員になったことから外されたのでしょうか?

 

チャンプルーズという名前は沖縄料理名と思ったのですが、そもそもチャンプルーとはごった混ぜという意味があるようで、沖縄音楽は様々な要素が交わりあって生まれたもの・・・というか、沖縄文化自体が土着文化以外に中国や日本本土などの文化が交わりあって、さらに米軍によるアメリカの影響もあります。

混血で美人が多くなるのと同様に、音楽や文化も交流があって、より素晴らしいものが生まれるようですね。

 

自分の集団を守り部外者を差別する人もいますが・・・混血が進まないと種族が弱くなるように、音楽でも文化でも、そのような見識は滅亡への第一歩と思った方が良いです。