外国人労働者の受け入れ

今日も、朝から雨が降っていたので、お墓参りを諦めていました。
ところが、午後に特別養護老人ホームへ母の面会に行って帰ってきたら、雨が止んでいました。

もう午後も遅かったのですが、お墓詣りに行くのは明日にしようかとも思ったのですが・・・明日の天気も判らないので・・・とりあえず、行く事に・・・他の方も同様な考えだったのでしょうか?お盆だと言うのに、多磨霊園もガラ空きでした。
お墓参りが終わったら、また雨が降ってきて・・・まさに、その時だけ降っていなかったので、ラッキーでした。

さて、昨日のNHKスペシャルは、技能実習生という名目で日本にやって来る外国人労働者を取り上げていました。
意外と多くの外国人労働者が、日本で亡くなっているようです。
ずらりと並んだ外国人の名前が書かれた位牌は、ちょっと衝撃的でした。

特に、技能実習生として来日しても・・・賃金未払、長時間残業、さらにパワハラや差別など、その労働環境の劣悪さから逃げ出してしまい・・・不法滞在者となったため、正規の仕事につけなくなり、危険な労働について亡くなる人が多いようです。
本国で、多額の借金をさせて、日本に送り出すブローカーも悪徳ですが・・・日本での受け入れ企業の悪徳さも、唖然としますね。

もちろん、良い受け入れ企業あるので、どんな企業に配属されるか?は、運しだいだそうです。
ブラックな職場に配属されて、他の企業へ移る事を希望しても、制度上許されないため、逃げ出す実習生が多いとか・・・もし、技能実習が目的だったら、同種の業種の違う企業へ移る事が出来ても良いような気がします。

そういえば、今朝のNHKの「目撃!日本」は、夜間学級を取り上げていました。
そもそも、夜間学級は、何らかの事情で義務教育を受けられなかった者のためだったのですが・・・現在では、日本在住の親が呼び寄せた外国籍の子供がほとんどだそうです。

彼らは、母国では、貧しくて義務教育もまともに受けられなかったそうで・・・現在も、母国に残っている祖父母や兄弟に仕送りするため、昼間は働いているそうですが・・・将来のために、一生懸命勉強している姿は印象的でした。
特に、教科書を貰って、マジックで名前を書いている時の嬉しそうな顔・・・日本以外の国では、教科書は有償だったり、使いまわしが多いそうです。

将来を夢見て、日本にやってくる若者たち・・・制度の不備で、天国と地獄があるようです。
労働力不足のため、外国人労働者をもっと受け入れるのなら、早急な制度の整備が必要な気がします