外国人にも支援が必要なのでは?

昨日書いたように、ちょっと風邪気味・・・なんでも、この時期になってインフルエンザが流行っているとか・・・
いよいよ10連休なのに、インフルエンザというのは、勘弁してほしいですね。

さて、帰宅してテレビを点けたら、NHKの「首都圏情報ネタドリ!」で、「“貧困”から抜け出したい~子ども支援の現場から~」という番組をやっていました。
なんでも首都圏では、7人に1人の子供が相対的貧困状態に陥ってるそうです。
その中、埼玉県で行われている、家庭訪問や個別学習の支援について取り上げていました。

番組の中で流れる、視聴者からのメッセージに、これが日本なのか?といったコメントがあったように、かなりの悲惨な暮らしでした。
ほとんど学習できるような環境で無かったけど・・・自立するためには資格を取得する事が大事と言われ、頑張って工業高校へ入学した例とかを見ると・・・学習支援の大事さが判りました。
政府は、労働力不足対策を進めていますが・・・人材育成という面を考えると、教育にかける予算を減らすのは逆効果のような気がします。

もっとも、日本なのか?というコメントがあったように・・・日本以外の発展途上国では、もっと貧しく、小学校にも行けずに働いている子供が大勢いるのも事実です。
もちろん、日本の子供への支援も大事ですが・・・外国人だって、同じ子供・・・彼らへの支援も忘れてはいけないと思います。

そういえば、番組で、学習支援を行っている人が、最近、支援が必要な中には外国にルーツを持つ子供が増えていると言っていました。
安い労働力という事で、外国人労働者が増えていますが・・・彼らの子供たちの暮らしも考えてあげなければいけませんね。
なんとなく、日本人の暮らしを守るための外国人労働者だから、外国人労働者が貧しい暮らしをしていても、いいじゃないか?みたいな風潮が一部にはあるような気がします。

ところで、以前、ロイヤル蒲田ボーイズというネパール人の不良グループが話題になった事がありますが・・・外国人労働者の受け入れは拡大しつつありますが、外国人労働者の子弟が職につくのは厳しいという状況があるため、不良グループを作る事が多いそうです。

こちらも、新たに外国から労働者を受け入れるよりも、外国人労働者の子弟に教育や就職の機会を与える事を考えた方が良いような気がします。
このまま、新たな外国人労働者を増やせば、当然、その子弟も増えるので・・・・ロイヤル蒲田ボーイズのような不良グループも増えてしまいます。

外国人にも分け隔てなく支援を行う様にすれば、周り周って日本人のためにもなると思うのですけど・・・