シルバーによる剪定作業

昨日は、空き家バスターズという番組を視て、明日のわが身を見たような気がしてしまった事を書きました。
歳をとると、庭木に登って枝を切るのも大変になるので、今のうちになんとかしなければいけないですね。

番組に登場した人が語っていたように、木が大きくなると「折角ここまで育ったんだから」というような愛着が沸いてしまうのが、なかなかバッサリ切れない事になり・・・困ったものですね。

そんなだったら、剪定業者に頼べば良いのですが・・・結構、お高いので・・・最後の手段という事にしておき、今のうちは自分で切っていこうかな?と、考えています。

実は、もう20年ぐらい前になると思いますが・・・未だ母が認知症を発症する前に、どこからか聞きつけてきたのか?シルバー人材センターに剪定を頼むと安く済むという話がありました。
で、母が依頼したところ・・・いっちょまえの剪定業者の恰好をした老人が二人やってきたそうです。
ところが、剪定の仕事の方は、素人だったみたいです。

その日、私は仕事だったので、帰ってみたら、全ての庭木が同じような形、同じ高さにバッサリ切られていて、唖然としました。
どうやら、彼らは、形良く切るという意識も、木の種類に合った切り方も知らなかったみたいで・・・沢山切れば良いと思っていたようです。

母に聞いたところ、最初に椿を指して茶木と言ったので、ちょっと不安になったそうですが・・・まあ、似ているので間違えたのかと思っていたら・・・しばらくしてから、白樺を指して、柳と言ったそうで・・・そんなの小学生でも区別できるだろうと思ったそうです。
ちなみに、その白樺は高さ4m位あったのを2m位でバッサリ切られて、翌年には枯れてしまいました。

そんな訳で、我が家では2度とシルバー人材センタへ剪定の依頼をしない事になりました。
もちろん、たまたま派遣された人に恵まれなかったのだと思いますが・・・安いなりの理由があるみたいですね。今後、剪定を頼むなら、信頼できる業者でないとダメですね。

もっとも、自分で選定していると、切った枝の始末に困るのですけど・・・現在は、仕方なく、枝を細かくして、少しづつ枯れ葉等と一緒にゴミ出ししています・・・その点、彼らは、大量に切った枝を持ち帰ってくれたので、助かりました。