寛容性

昨日は、エスカレーターで歩く事について、賛否がある事に書きました。
私は、急ぐ人のために、右側を空けるというのは、日本人らしい思いやりのあるマナーだと思います。

歩くのは危険だという指摘もありますが・・・歩く人も、左側に立ち止まっている人も、相手の事を考えて注意すれば、そんなに問題ではないと思います。
実際、危険だと感じる事は少ないので、多くの人は気をつかっているのでしょう。
問題は、一部の歩く人が、右側を譲ってもらっているという認識に欠けて、右側を空けるのが当然だという意識で、傍若無人に通るから、左側で止まっている人も危険を感じて、不満を持つのだと思います。
要するに、他人を思いやる心が足りないからトラブルになるので、皆が、もっと心に余裕を持っていれば、別にエスカレーターで歩かないキャンペーンなんてする必要はないと思います。

そもそも、他人を思いやる心が無い人は、歩道で老人がノロノロ歩いていれば、邪魔だ!どけっ!と思ってしまうのではないでしょうか?
つまり、別に、エスカレーターだから、という問題でもなさそうですね。

そういえば、横断歩道でも、赤信号で待っていると、横をすり抜けて渡ってしまう人もいるし・・・もちろん、本当に急いでいるのかもしれませんが・・・・問題は、急いでも無いのに、赤信号で待つのが嫌だという性格の人がいる事だと思います。
ちなみに、私も急いでいる時に赤信号で渡った事は何度もありますが・・・もちろん、急いでいないときは、無理して渡ったりしません。
特に、他に待っている人がいたりして、それが子供だったりしたら、急いでいるからといって私が渡るのは、悪い影響を与えてしまうような気がします。

先ほど、青山の一等地に児童相談所を作る事に反対の声が上がっているというニュースをやっていまして・・・キャスターが寛容性が必要と言っていましたが・・・確かに、寛容性が無い人が増えているような気がします。
そういえば、昔、白金台の職場にいた事がありますが・・・あの辺って、歩道によく犬の糞が落ちているのですよね。
我が家の辺は、犬の散歩をしている人は糞を持ち帰っているのに・・・あの辺りのセレブって、他人の迷惑になっても気にしないのでしょうか?
金持ち喧嘩せず、なんて言いますけど・・・お金持ちだから、心が広いとは限らないみたいですね。