ソビエト連邦

今日は、お彼岸なので、お墓参りに行ってきました。
お盆に行ってからの間に、雑草が凄くはびこっていて、取るのが大変でした。

どうも、今年の夏は、気温が高かったせいか・・・植物の生育が早いような気がします。
我が家の庭木も枝が伸びて過ぎていたので、墓参りから帰ってから、枝を切ったのですが・・・先日、痛めた右腰が再び痛くなったので、途中で挫折しました。

さて、今日のテレ東の「池上彰の現代史を歩く」は、モスクワでソ連時代について取り上げていました。
当然、私の歳だと、ソ連という国の存在については、強く記憶に残っているし・・・それが崩壊した時の記憶も鮮明です。
しかし、ソ連を扱った書物や、ソ連崩壊のニュースなんかと違って、現地の様子をみると、なるほどと思う事が多かったです。
特に、元ソ連軍の将校が、ソ連崩壊を喜んでいて、自由に音楽を演奏できるとジャズを演奏したのは驚きでした。

もっとも、現代のロシアでは、ソ連時代を懐かしむ人々が増えているとそうで・・・スターリン肖像画を買う人がいるとか。
スターリンは独裁者で、多くの人を粛清したのに?と、思うのですが・・・やはり、無い物ねだりなのでしょうか?

番組でも語られていましたが・・・初めての社会主義国であるソ連ができた時は、市民が熱狂したのに・・・ソ連が崩壊してCISになった時も、やはり市民が熱狂したとそうです。
これは、現状に不満を持つ人が、隣の芝生が青く見えるからでしょうか?

ちなみに、今では社会主義を評価する人は減りましたが・・・昔は、日本でも、社会主義を評価する人が多くいました。
私自身、自由な方が好きなので、民主主義の方が好きですが・・・社会主義にも良い点はあると考えていました。
あれも、隣の芝生が青く見えたのでしょうか?
まあ、物事は考えようで、何が正しいとかは、後になって歴史が決めるのかもしれません。

そういえば、今年は、夏の暑さで果物が甘く豊作だとか・・・温暖化で、気温が高くなるのは困りものですが・・・植物の生育が早くなって、食料生産が増えるなんていう利点があるかもしれません。


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レーニンをミイラにした男」 イリヤ・ズバルスキー著  文春文庫

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フルシチョフ 封印されていた証言」 フルシチョフ著 草思社