セクハラ問題

昨日は、NHKブラタモリで紹介していた、萩の地形について書きました。
昔、旅行した事がありますが、周囲に火山があったという事を初めて知り・・・明治維新の立役者である薩摩と長州の城下町が火山のすぐ近くだったというのは、興味深いですね。

旅行と言えば、先日、懇親会で若手の同僚に「昔は課内旅行とかあったんですね?」と訊かれ・・・そういえば、いつから課内旅行って無くない職場になったのだろう、と思いました。
やはり、個人の生活を重視する若い人が参加しないようになり、自然消滅したのだったかもしれません。

課内旅行では、コンパニオンを呼んで、大宴会をやったなんていう話をしたら・・・その若い同僚は、目を丸くして・・・自分も課内旅行をやってみたかったなんて言っていました。
ところが、私より年下ですが、ベテランの女性社員は「課内旅行は嫌だったので、無くなって良かった」と言っていました。
なんでも、付き合が悪いと言われるので、半ば強制的に参加させられ・・・お酌をしてまわったり、酔っ払いのくだらない話を聞かされたり・・・結構、辛かったそうです。
そういわれてみれば、当時は何とも思っていませんでしたが・・・今になって考えると、セクハラのような事も多かったような気がします。

最近、財務次官のセクハラ問題や自治体の長によるセクハラ問題など話題になっていますが・・・おそらく、問題を起こした人は、昔の感覚から抜け出ていないのだと思います。
海外でも、MeeToo運動が起きていて、時代が変わっているようですが・・・日本の職場は、未だ改善が進んでいないなんていう指摘もあります。

麻生財務相の発言なんかを聞くと、数年前に秋葉原で若者の支持を集めていた政治家だとは思えないほど、旧態依然とした感覚なのが判ります。
本来、政治家は時代の変化に敏感でなければいけないと思うのですが・・・
安倍首相も、女性活躍社会なんて言っていますが・・・セクハラ問題には触れたくない様子・・・非常識な昭恵夫人の行動は許しているけど・・・困ったものです。

といいつつ・・・自分も、課内旅行が行われていたような時代を生きて来たので・・・つい時代錯誤して、セクハラやパワハラのような行動を行わないように気を付けなければいけないと思いました。