光害

今朝は早くから、北朝鮮が新型のICBMを発射したニュースで騒がしかったですね。
日本海側に、北朝鮮からの木造船が何隻も漂着しているを考えると、とんでもないですね。

あの木造船は、経済制裁で食料が不足していので、日本近海までイカ釣りに来て遭難していると言われています。

ところで、イカ釣り漁で思い出したのですが・・・人工衛星の観測によると、地球の夜が明るくなっているという話です。
なんでも、屋外の人工照明に照らされた範囲の表面積が2012年~2016年に年2.2%のペースで増加したという事です。

もちろん、文明の進歩により、徐々に夜が明るくなってきたのですが・・・ここのところ、急激に明るくなっているのは、LEDの普及によるためだとか・・・

なんか、都会で暮らしていると、そんなに明るくなったようには感じられないのですが・・・イカ釣り漁船の集魚灯とか、野菜の栽培の照明なんかが、耐久性が高く電力代が安いLEDになったため、多くのライトが長時間点灯されるようになっているみたいです。

また、充分な発電設備がない発展途上国の田舎でも、多くのLEDライトが点灯するようになったという話もあります。

人間でも、人工光による生活リズムの狂いなどの影響がありますが・・・野生動物や野生植物にも、大きな影響が出はじめているとか・・・特に、昆虫が光に集まってしまい、生態系に影響が出るなんて説もささやかれています。

LEDは、省エネで、ノーベル賞受賞の発明だったはずなのに・・・あちらこちらで悪影響が出ているというのが意外でした。