宝くじ

昨日は、犯罪に悪用されるダークネットについて書きました。
東京オリンピックに向けて、サイバー攻撃の増加が予想されており、セキュリティの強化が望まれているそうです。

東京オリンピックといえば、今日のニュースで、もめていた東京都以外の競技会場の運営費について、宝くじの売り上げを充てる事に決まったそうです。

なんでも、すでに発売されている東京大会の協賛宝くじについて、収益のうち126億円が大会経費に割り当てられていて、そのうち116億円が東京都以外に使われる事が決まっているのですが・・・さらに224億円を積み増して合計340億円とする事に関係自治体で合意したそうです。

なんとなく、それぞれの自治体は、自分の負担を減らしたいという意向があるので、安易な結論に落ち着いたという気がします。
計画の甘さのツケを、宝くじとはいえ、ギャンブルの一種だし、国民にさらなる負担を強いる事にもなるので、あまり感心できる結論だとは思いません。

ちなみに、私も以前は宝くじを購入していました。
大抵は、ジャンボ宝くじでしたが・・・ほとんど当たらないし・・・当たっても少額だと宝くじ売り場で新しい宝くじに交換されるので・・・結果として、ほぼ巻き上げられていました。
調べてみたら、競馬などの公営ギャンブルの払い戻し率は約75%なのに、宝くじは50%以下なので、当たり前でしょうか?

今回の東京オリンピックのように、宝くじの売り上げは、公共のために使われると言うので・・・外れても、寄付にもなると、自分に言い訳していましたが・・・よく考えたら、信頼のできる団体に直接寄付した方がマシだと思うようになり、20年ぐらい前に、ぱったり宝くじを買わなくなりました。
罪悪感は少ないけれど、やっぱり宝くじの本質はギャンブルだと認識すべきですね。