雪の立ち往生

ニュースによると、鳥取の智頭近辺で、雪のため多くの車が立ち往生しているそうです。
まる一日以上も立ち往生していて、今晩も復旧の見込みがないとか・・・閉じ込められている方は、本当に大変だと思います。

周辺の人が、食べ物を差し入れたり、トイレを貸しているなんて話を聞くと、日本人の美徳が感じられます。

そんなに大変な思いをしたことはありませんけど・・・私たちの世代は、若いころにスキーのブームがあったので、数時間立ち往生した経験はあります。

その時の私たちは、遊びに行ったのですから、まあ、しょうがないという気もありましたが・・・仕事などで車を運転していて立ち往生した方は、本当にお気の毒です。

そういえば、連休のときに、仲間とスキーに行った時のことです。
帰りの渋滞が予想されたので、みんな連休明けに一日休みをとったのですけど・・・一人の女の子が、どうしても休みがとれない、という事で、前日の夜に帰ったのです。

私たちは、翌日もスキーを楽しんでいたのですが・・・他にも一日休みをとった人が多くいたようで、スキー場もそこそこ混んでいました。
この状況だと帰りは渋滞するかもしれない、と思って、早めに切り上げて、昼過ぎにスキー場から出発したのです。
ところが、少し走ったところで、既に渋滞していて・・・結局、家についたのは、真夜中をまわった頃になってしまいました。

さて、気になるのは、前日に帰った女の子のこと・・・後で、聞いたら、彼女が家についたのは、翌日の夜だとか・・・なんと、24時間以上も、一人で運転したそうです。
結局、仕事は休まざるを得ず・・・たどり着いた時刻が、私たちと数時間しか変わらなかったので、あのまま残ってスキーをすれば良かった・・・と、嘆いていました。

立ち往生すると、困るのが、やはり飲食物とトイレ・・あと、ガソリンの残量でしょうか?
その時、女の子一人で、さぞかし辛かったのじゃないか、と思ったものでした。

はたして、鳥取で立ち往生している車の中には、女性一人なんて方もいるのでしょうか?