ヤングケアラー

先日、風雨の中で母が無くした入れ歯を探して、風邪気味になった事を書きました。
御蔭様で、鼻水は出なくなり、微熱も無くなったのですが・・・未だ、身体の節々が痛く、だるい感じが残っています。

結局、入れ歯が見つからないので、母を歯医者に連れていったのですが・・・頻繁になくすので、歯医者さんもあきれています。
前回無くしたときは、庭で見つかったので、結果として、入れ歯を作るのが半年以上経っているため、幸い保険が効くので、助かります。

このように、介護をするのには、他の人には想像しがたい苦労が色々とあります。

そんな事を考えながら、WEBを見ていたら、ヤングケアラーについての記事が目にとまりました。
ヤングケアラーとは、10代や20代の若い世代で介護をしている人の事だそうです。

なんでも、少子高齢化の中、両親の共働きが増えているため、時間に余裕がある大学生や高校生が代わって祖父母の介護をするケースが増えているそうです。
で、授業についていけないとか、友達付き合いが無くなる等の弊害がでているとか・・・夢や希望のある若者なのに、可哀想な気がします。

自分の介護の事は、しょっちゅう大変だと書いているのに・・・ヤングケアラーの存在は知らなくて、ちょっと恥ずかしく感じました。

配偶者控除の廃止とか一億総活躍社会とか言っていますけど・・・フルタイムの共働き増えたりすると、確実に、家で介護をする人がいなくなるので、ヤングケアラーは増えそうです。
ヤングケアラーが増えるという事は、新しい人材が登場する機会が減ることになり・・・どうも、次世代にしわ寄せを押し付ける政策が多いような印象をうけます。

安易に経済優先で考えないで、もっと大きな視野から考えて、ヤングケアラーが無くなるようにしてもらいたいです。