鉄の女

昨日は、舛添都知事の金銭問題の調査結果について書きました。
完璧な政治家なんて存在しないので、政治能力が高ければ、少しぐらいの事は大目にみても良いのでは?と思ってしまいました。

どうも、最近は、マスコミ等の追求が厳しすぎるみたいな気がして・・・偉人と言われるような人物でも、現在の基準でみれば、ほとんどがスキャンダルで失脚しそうな感じです。
こんなだと、品行方正の優等生タイプの政治家しか、いなくなってしまい・・・海外の大胆な政治家と渡り合えなくなりそうです。

今日は、アメリカの大統領選で、民主党ヒラリー・クリントンが指名獲得を確実にした、というニュースが流れました。
まぁ、順当というか・・・むしろ、ここまで手間取ったのが不思議という感じですね。

個人的には、バーニー・サンダース上院議員は好きなのですが・・・政治的な実行力と言うと、オバマ大統領なんかよりも、無さそうな感じがします。
これに対して、ヒラリー・クリントンは人間的に嫌いだという人が多くても、政治的な実行力は確実にあるといえるでしょう。

夫のビル・クリントン大統領の時代と同様に、もし、ヒラリー・クリントンが大統領になったら、アメリカの景気が回復するのは、確実だと思われます。
もっとも、日本に対しての風当たりは、さらに厳しくなりそうですね。

そういえば、ビル・クリントン大統領といえば、故ケネディ大統領を彷彿とさせるイメージでしたが・・・ヒラリー・クリントンは、なんとなく、イギリス初の女性首相だったマーガレット・サッチャーを思い浮かべてしまいます。

サッチャー首相は「鉄の女」といわれましたが・・・ヒラリー・クリントンも「鉄の女」と言う感じ・・・両者とも、強引で冷たい印象がします。
そういえば、両者とも弁護士出身というのも、似ていますね。

サッチャー首相といえば、大胆な構造改革どん底状態だったイギリス経済を回復させたのですが・・・フォークランド紛争での強硬な姿勢も印象に残っています。
はたして、ヒラリー・クリントンが大統領になったら、どうなるのでしょうか?