御茶ノ水

今日は、東京の気温が21.8度もあったそうで、5月上旬の陽気だったそうです。
なんとなく浮かれた気分になって、御茶ノ水から神保町界隈へ行ってきました。

日本には、四季があるから素晴らしいし・・・暖冬よりは、冬は寒い方が良いと思っているのですが・・・やはり春が訪れる感じは良いですね。

それに、介護とかしていると、掃除・洗濯・炊事だけでなく、風呂に入れたり、入れ歯の手入れ、オムツの交換もあるし・・・頻繁に汚すので掃除・洗濯も多いし・・・料理も、ちゃんと作らなければ食べてもらえなかったりして・・・ひょっとしたら、普通の専業主婦なんかより水仕事が多いかもしれません。
他にも、私の場合、庭木の手入れや絵の道具の手入れなどでも、手を洗うことが多いので・・・この時期になると、ハンドクリームをべたべたに塗っていても、手がひび、あかぎれ、しもやけなんかでボロボロになってしまうのが困りもの・・・おかげで、冬の間はギターがあまり弾けないのです。

で、手はボロボロなのですが・・・暖かくなると、なんとなくギターを弾く気分が湧いてきて、御茶ノ水の楽器屋街を覗いてみたくなったのです。

楽器店だけでなく、本屋が多いこと、さらに若いころはスキーに良く行っていたので、スポーツ用品店が多いこともあり、御茶ノ水から駿河台下そして神保町あたりは、以前はよく通いました。
若いころには、まさに夢の場所と言った感じだったし、ちょっとした青春の思い出もあるのです。

久しぶりに歩いてみたら、あまり雰囲気は変わっていないみたいでしたが、よく見ると・・・大手の楽器屋やスポーツ用品店はあるのですが、ビルの2階とかにあったお店とか路地にあったお店とか、小さいお店は無くなってしまったものがいくつかありました。

やっぱり、スキー人口やギター人口が減っている(特に若い人が減っている)影響が表れているみたいですね。
反対に、食事をするお店が増えたような・・・それも、料理のバリエーションが増えたような気がします。

そんな感じだったのですが・・・路地の奥の小さな楽器店が昔通りにやっているのを発見して、10年ぶりぐらいに入ってみたら・・・店員が、私の事を憶えていてくれたので、ちょっと驚きました。

気温だけでなく、ちょっぴり嬉しくて、気持ち的にも暖かくなった出来事でした。