神田の古本市

昨日は、神田の古本市(古本まつり)に行ってきました。

ご存知だと思いますが、神田といっても、最寄り駅は神保町になります。
私が学生だったころに、JRの神田駅のへんを歩いていたら、初老の紳士に「神田の古本屋街はどこですか?」と訊かれた事があります。
「中央線で御茶ノ水まで行って、坂を駿河台下まで下ってください」と言ったら、「そんなに遠くなんですか」と驚いていたのを憶えています。

今年の古本市は金曜日から始まって、今度の日曜日まで開催されています。
そして、今度の土曜日と日曜日には、スズラン通りに出版社などが出店を出すブックフェスティバルも開催されます。
ブックフェスティバルでは、新刊本も安く買えるので、暇があったら今度の土曜日か日曜日にも、もう一度行こうと思っています。

本当は、ブックフェスティバル開催時にまとめて見れば良いのですけど・・・暇がなくて行けなかったり、天気が悪かったりすることがあるので、とりあえず昨日行ったのです。
ちなみに、何年か前には雨が降って、人混みの中、傘をさしてワゴンの本を探すのに大変な思いをしたことがあります。
混雑の中、長時間居ることを避けるという点からも、事前に古本をゆっくり見ておくのもよいかなと思っています。

もっとも、昨日は、ブックフェスティバルが開催されてない分、混んでないかと期待していたのですが、意外と混んでいました。
おそらく、同じような事を考えた人が多かったのだと思います。

・・・で、安いし、面白そうな古本も多いので、つい7冊も買ってしまいました。
最近、個人的に興味のある仏教関係の本も数冊含まれています。

仏教的にいえば、煩悩なのでしょうけど・・・人間の欲望の中で、一番たちの悪いのが知識欲だと思っています。
これが人間を人間たらしめているような気がして、自分のような弱い人間には、際限がなく、とても断ち切ることのできない欲望なのです。

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何故か配布していた、古書店マップは昨年のものでした。