落選運動

今日も、安全保障関連法案についてのニュースを興味深く見ていて、ブログの方には気が回りませんでした。
特別委員会で可決して、これから参議院本会議が始まるようで、どうも、明日中に可決する見込みだとか・・・

時間切れで、60日ルールになればまわってくる以外は、関係ないと思っている衆議院議員の先生も多いみたいですが・・・衆議院で内閣不信任案が提出される気配もありそうです。

今日も、雨の中、国会の周りではデモが行われています。
本当に、頭が下がります。
それに伴って、国会の周りは、警備もすごかったです・・・警備する方にも、ご苦労様と言いたいですね。

・・・で、デモの参加者の中心でもある学生団体SEALDsは、可決後も法案に賛成した議員の落選運動を展開するそうです。
なんでも、デモ会場では、法案に賛成する議員の名前委入りの写真を掲げ、投票しないように呼びかけているとか・・・創価学会員も公明党に投票しないと言っているそうです。

この落選運動、ひょっとしたら、効果があるかもって思いました。
絶対的な地盤のある先生ではないかぎり、やはり再選できるかは大きな問題でしょう。
だから、多少の意見の違いには目をつむってでも、安倍首相のような選挙で大勝をする強いリーダーの元に、集まるのでしょう。
だから、落選運動の対象となっている、再選に不安のある先生は、かなり動揺しているのではないでしょうか?

あと、昨日も書きましたが、議員の先生の中にも、単に集団的自衛権に賛成しているだけのつもりの人もいるのではないでしょうか?
これは、内閣によって憲法の勝手な解釈ができる事を認める事、つまり憲法の有名無実化に賛成しているという事を、充分理解して票を投じてもらいたいと考えています。

集団的自衛権に賛成するなら、その点について憲法改正をするべきです。
憲法の有名無実化をしてしまえば、憲法の他の部分にも影響を及ぼします。

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憲法 新版」 芦部 信喜著 岩波書店